使われなくなったランドセルを、再び子どもたちのもとへ
2025.04.03
環境
使用を終えたランドセルをアフガニスタンの子どもたちへ寄付する取り組みを行いました。
環境:廃棄物削減と社会貢献
遠鉄百貨店では、環境保全および社会貢献の一環として、使用を終えたランドセルの寄付活動を実施いたしました。この取り組みは、修理時の貸出用として保管されていたランドセルを有効活用し、アフガニスタンの子どもたちのもとへ届けるというものです。
これらのランドセルの多くは古い型のものであり、日本国内で使用するにはデザインや機能面で適さなくなっていました。しかし、まだ十分に使用可能な状態であるため、廃棄するのではなく、必要とされている方々にお届けするという選択をいたしました。
今回の活動は、株式会社クラレが運営する「ランドセルは海を越えて」プロジェクトを通し実施されました。このプロジェクトでは、日本全国から集まったランドセルがアフガニスタンに届けられ、教育環境の厳しい地域での通学を支える道具として役立てられています。
また、環境配慮の観点では不要となったランドセルを廃棄せず再利用することで、廃棄物の削減につながりました。配送に際しても、過剰な包装や緩衝材の使用を極力控えることで、輸送時に生じる廃棄物も最小限に抑えました。
なお、宗教上の理由からアフガニスタンでは豚革を使用した製品の受け入れが難しいとされていますが、寄付対象としたランドセルには豚革素材が使用されておらず、安心してお届けすることができました。
このように、不要になったものに新たな役割を与えることは、環境への配慮だけでなく、世界の子どもたちの未来を支える行動にもつながります。遠鉄百貨店では、身近な事から環境や人に優しい取り組みを続けてまいります。







