遠鉄百貨店採用情報

新卒

作り手の思いや商品の物語をお伝えし、お客様に感動をお届けしたいです。

2008年新卒採用 | 営業部リビング宝飾美術品課セールスマネージャー

2008年に遠鉄百貨店に入社し、食料品営業部の地元商材売場で店長・バイヤーを担当。2025年1月より営業部リビング宝飾美術品課のマネージャーを務める伊藤彩ほりさん。地元企業との連携企画やスタッフ育成を通じて「作り手の思いをお客様に届ける」百貨店ならではの仕事のやりがいについてお話を伺いました。

Q1. 遠鉄百貨店に入社を決めた理由を教えてください。

「お客様を笑顔にする仕事がしたい」という思いから、遠鉄百貨店に入社しました。

もともと人とかかわるのが好きなタイプでしたが、学生時代に飲食店でのアルバイトを通じて接客の楽しさに目覚めました。

お客様のお食事が終わったタイミングで冷たいおしぼりをお渡ししたり、お帰りの前に靴をお出ししたりと、“ほんの小さな心遣い”がお客様の笑顔につながる瞬間に何よりの喜びを感じました。

こうした経験から、就職活動では「お客様を笑顔にする仕事がしたい」と強く思うようになり、接客の最高峰を目指せる百貨店業界に惹かれました。

学生時代は愛知県で学びましたが、生まれ育った浜松への愛着も強く、地元に根ざした遠鉄百貨店を志望。遠鉄百貨店の温かい社風と、お客様と近い距離で働ける環境に大きな魅力を感じて入社を決めました。

Q2. 入社後の経歴について教えてください。

地元商材を扱う売場で店長・バイヤー業務を経験、幅広い人脈形成ができました。

入社1年目は、食料品営業部に配属され、まずはギフト売場で接客と配送業務を経験しました。箱詰めや包装、配送業務を通じて、百貨店の基本である「きめ細かなギフト提案」を身に付けました。

その後、食料品営業部内で地元商材を扱う売場へ異動。ここでは地元企業様とお客様をつなぐためのイベントやフェアの企画・運営を担当しました。お取引先様は地元の企業様が中心なので直接足を運び、多くの企業様と密な関係性を築くことができました。社外への人脈も大きく広がった時期だと感じています。

さらに、同売場では店長とバイヤー業務を兼任させていただき、スタッフの指導・育成からPOPUPの出店交渉、新商品の導入や新規取引先へのアタックなど、販売以外の仕事も経験しました。

遠鉄百貨店はジョブローテーションによる異動が多い職場ですが、私の場合は約17年という長い期間、食料品営業部で幅広い経験を積むことができました。

Q3. やりがいを感じたエピソードを教えてください。

商品の背景にある作り手の思いやこだわりを、お客様にお伝えしたいです。

食料品営業部の地元商材を扱う売場で、POPUP出店を依頼した地元企業様から、後日「遠鉄百貨店でのPOPUPをきっかけに、来店してくれるお客様が増えた」というお話を聞けたときは、とてもうれしかったです。

出店交渉をするなかで、作り手の商品に対する思いやこだわりなどをたくさん教えていただきました。

こうした商品の背景を「1人でも多くのお客様にお伝えしたい」という気持ちで取り組んでいましたので、それが少しでも伝わったのかなと。

加えて、売場では日々お客様やスタッフからさまざまな意見をいただきます。その中で、販売スタッフからの提案で導入した商品がヒットしたこともありました。

お客様の思いや、売場を共につくるスタッフの声が反映されることで売場が形づくられ、さらに作り手や売り手の思いがお客様に伝わり、ご購入につながっていく。そうした瞬間に大きなやりがいを感じます。

Q4. 現在の業務と、今後の目標について教えてください。

入社18年目での異動、監督職として新たな挑戦に向き合っています。

2025年の1月に営業部リビング宝飾美術品課に異動となり、マネージャーになりました。

キッチン用品やタオルなどを販売する売場で、これまでの食料品営業部とは扱う商品がガラッと変わりましたが「新たな挑戦ができる」と新鮮な気持ちで向き合っています。

マネージャーとして売上管理やスタッフ育成も重要なミッションですが、ここでは私はまだまだ1年目。できる限り自分も売場に出て、スタッフとコミュニケーションを取り、業務内容の把握に努めています。私自身も売場の経験が長いので、スタッフと同じ目線で気軽に相談できるマネージャーを目指したいです。

今後は、自分自身がマネージャー業をきっちりこなせるようになると同時に、若いスタッフがキャリアアップするためのサポートにも力を入れていきたいです。