遠鉄百貨店採用情報

新卒

子育てと仕事を両立しながら、女性監督職としてキャリアアップを目指します。

2009年新卒採用 | 総務部チームリーダー

2009年に遠鉄百貨店に新卒入社し、和洋酒売場での販売や食料品営業部の統括業務、営業推進部　マーケティング戦略課での販促企画運営業務を経て、現在は新設された「システムモダナイズプロジェクト」のリーダーを務める浦谷麻由さん。二児の母として時短勤務を活用しながら、女性監督職として百貨店改革に挑む働き方について話を伺いました。

Q1. 遠鉄百貨店に入社を決めた理由を教えてください。

関西からUターン就職、女性が活躍できる柔軟な社風に惹かれて入社を決意。

学生時代は関西に住んでおり、さまざまなアルバイトを経験しました。

そのなかで「人と話すことが好き」という自分の特性に気づき、販売や接客といった業種で就職活動を始めました。

就職活動を進めるうちに「地元の浜松に戻りたい」という思いも大きくなり、Uターン就職として遠鉄百貨店を志望。私も幼いころから家族と一緒に遠鉄百貨店には何度も足を運んでおり、そこで働く方々の雰囲気も何となく感じていました。

女性が多く活躍しており、柔軟な働き方ができる遠鉄百貨店の社風に惹かれ「自分らしく成長できる」と確信したことが入社の決め手になっています。

Q2. 入社後の経歴について教えてください。

販売現場や統括業務、そして後方部門と幅広い仕事に携わってきました。

入社1年目は和洋酒売場で接客を担当し、商品知識の習得やギフト対応など、百貨店の接客のいろはを学びました。

2年目以降は、シーズンプロモーションや売場づくりなどの提案にも携わるようになり、早い段階から幅広い売場の業務を任せてもらえました。

そして、入社4年目に差しかかる頃には、新設された「コーディネーター職」につき、食料品営業部で広告業務やイベント企画運営といった業務を担当。若手でありながら、食料品営業部の統括業務を任せてもらえたことに、プレッシャーもありながらやりがいを感じました。

コーディネーターとして4年の経験を積んだのち、営業推進部マーケティング戦略課に異動となり、広告業務やホームページ・SNS・ECの運営管理、社外広報といった後方業務に従事することになりました。入社から16年、販売現場や統括業務、そして後方部門と、さまざまな経験をさせていただき、知識やスキルが積みあがってきたと感じています。

Q3. 現在の業務内容と、仕事のやりがいについて教えてください。

販売現場と後方部門の視点を活かし、システム刷新プロジェクトをリードしています。

現在は総務部に所属し、2024年に発足した「システムモダナイズプロジェクト」のプロジェクトリーダーを担っています。

これは、百貨店の社内システムの更新や生産性向上に向けたICTの活用など、従業員の働きやすい環境づくりの構築を目的としたプロジェクトで、遠鉄百貨店の社員に加え、グループ会社からの出向メンバーや外部ベンダー様など多様なメンバーが加わり、ともに推進しています。

そのリーダーに任命されたときは「なぜ私が？」と驚きましたが、これまで経験したことのないミッションに対して「まずはチャレンジしてみよう」という思いで一歩を踏み出しました。

実際にプロジェクトがスタートすると、日々困難の連続です。しかし、これまでのジョブローテーションで培った販売現場と後方部門双方の視点から、社内システム刷新による影響を俯瞰的に見ることができています。

また、各部署で負担となりそうな業務を先読みできるのも、幅広い業務に携わってきたおかげだと感じます。

スケールの大きなプロジェクトのなかで、社内外多くの方々と協力して1つのゴールに向かって走っている実感が、これまでにない新たなやりがいとなっています。

Q4. 仕事とプライベートの両立、今後の目標について教えてください。

２度の育休取得と時短勤務を活用し、子育てと監督職キャリアを両立しています。

私はこれまでに2度の育休を取得し、現在も9時〜16時の時短勤務制度を活用しながら、女性監督職としてプロジェクトリーダー（マネージャー職）を務めています。

勤務時間が限られており、退社時間の「デッドライン」があるため、業務の優先順位を明確にし、時間管理をより厳密に行うようになりました。すべてを自分一人で抱え込むのではなく、周囲と協力しながらチームで進める工夫をしたことで、限られた時間の中でも成果を出せるようになったと感じています。

遠鉄百貨店では、このように子育てや介護などで、時短勤務をする社員でも監督職としてキャリアアップを目指せる道が整っています。マネージャーになってまだ2年目の私ですが、会社が求める「部署の運営管理（守り）」と「課題解決（攻め）」の両軸を意識しながら経験と実績を積み重ね、女性監督職のロールモデルとなれるよう、今後も挑戦を続けていきたいです。

9:00

始業準備

メールチェックやその日のスケジュール確認を行い、会議や打ち合わせに向けた準備を整えます。

10:00

WEB会議

システム更新に向けて、取引先ベンダーや遠鉄システムサービス、モダナイズプロジェクトのメンバーとオンライン会議を実施します。

各社との進捗を確認し、次のアクションを擦り合わせる大切な時間です。

（プロジェクトリーダーとして、当日会議の目的・ゴール・時間配分等も調整します。）

12:00

ランチ

社内メンバーとゆっくり食事をして、リフレッシュ！

普段は新館13階の社員食堂を利用することが多いですが、時にはデパ地下でお気に入りのランチを買って気分転換することもあります。

13:00

社内打合せ

午後は社内関係者との打合せが中心です。システム更新に関する課題共有や、課内の定例ミーティングなどを通して、部署内外の連携を図ります。必要に応じて追加の相談や調整も行い、全体がスムーズに進むよう努めています。

(例)

・システム更新に向け、社内関係者との打合せ

・課内定例ミーティングの実施

・その他

14:30

資料作成など調整時間

打合せで出た内容を振り返り、必要なタスクを整理。百貨店としての業務との調整や、チーム内のタスク割り振りを行います。資料の更新や報告書の作成など、集中して取り組む時間です。

16:00

退社

業務を終えて退社後は、保育園や小学校へ子どもを迎えに行きます。

1年目～3年目

食料品営業部

和洋酒売場担当

自主編集売場となる和洋酒にて接客と売場づくりで百貨店の基礎を学ぶまた2011年新館オープンに伴う移設準備にも携わる

入社後は食料品営業部で自主編集売場・和洋酒売場に配属されました。売場での接客を通じてお客様に喜んでいただくやりがいを感じつつ、売場全体の管理や四季折々の催事の運営にも携わりました。新館オープンに伴う売場移設準備では、先輩方と共に店舗づくりを経験し、百貨店ならではの「チームで形にする仕事の面白さ」を実感しました。

3年目～7年目

食料品営業部

統括業務担当

食料品部門全体を支える統括業務で、組織運営と企画力を発揮

食料品営業部では、部課長の勤怠管理や広告掲載商品の取りまとめ、商品手配など、食料品売場の広報窓口を担当しました。また、部課長・マネージャー・社員間の横断的な連携を強化し、部門全体の調整役として組織運営に深く関わることができたのは、大きな経験でした。

幅広い業務を通じて、チームワークと企画力を存分に発揮できるポジションにやりがいを感じ、この後のキャリアにもつながる基盤を築くことができました。

7年目～15年目

営業推進部

販促企画運営業務担当

産休育休を経て、仕事と家庭の両立を実現

営業推進部では、販促企画運営業務を担当しました。折込チラシの企画・手配やホームページ、各種SNS、ECの運営管理を行い、さらに社外に向けた広報活動も担当。食品以外を含め、館全体の幅広い商材を扱うことは大変でしたが、お客様に魅力的な商品やサービスを効果的に伝えられるやりがいを強く感じました。

この期間には2度の産休・育休を経験し、現在は時短勤務制度を活用しています。復帰後も責任ある業務を任せてもらえたことで「居場所がある」という安心感があり、制度を活用しながら自分らしく働けることを実感しました。

家庭と仕事を両立しながらも挑戦を続けられる環境が整っているのは、当社で働く大きな魅力の一つだと思います。

15年目～16年目

営業部

EC運営管理担当

新規サービスの運営管理と初めての監督職を経験

営業推進部で培った経験を活かし、新たに立ち上げられたお弁当宅配サービスやECサイトの運営管理を担う課のリーダーに抜擢されました。初めて監督職として部下をまとめる立場となり、メンバー一人ひとりの強みを活かしたチームづくりや、目標達成に向けた育成に力を注ぎました。

新設された課であったため、運営体制の構築や各部署との調整など初めてのことも多く、試行錯誤の連続でしたが、その分大きなやりがいを感じられる時間でもありました。

この時期は、時短勤務のサブマネージャーを経て、会社で初めての「時短マネージャー」に昇格したタイミングでもあります。時短勤務であっても監督職に就けることは、制度を積極的に活用しながらキャリアアップできる環境が整っている証であり、自分の働き方に合わせて成長できることを実感しました。

16年目～現在

総務部

社内システム更新担当

これまでの経験を生かして、新たな分野に挑戦

現在は、新たに発足したプロジェクトチームで、百貨店の社内システム更新や業務プロセスの見直しに携わっています。プロジェクトリーダー（監督職）として、現場の声を丁寧に拾い上げながら、より実効性の高い仕組みや運用を目指しています。

これまでに培った業務経験や知識を活かしつつ、プロジェクトの進行管理やチームメンバーのサポートにも力を注いでいます。時短勤務を続けながらも責任ある役割を担えることは、自分自身のキャリア形成に大きなプラスであり、同時に「組織の活性化に貢献できる」という手応えも感じています。

働き方に柔軟性がありながらも、挑戦や成長のチャンスを与えてくれる環境は、男女を問わず安心してキャリアを積み重ねられる大きな魅力です。

入社を検討されている方へメッセージ

百貨店という枠にとらわれず、自分に求められていることを柔軟に考え、自ら会社を変えていこうというチャレンジ精神のある方と一緒に働きたいです。私自身、育休や時短勤務を経ながら管理職に挑戦してきましたが、遠鉄百貨店には、ライフスタイルに合わせて働き続けられる制度や環境が整っています。子育てや介護とキャリアの両立を考えている方にも、安心して挑戦できる職場だと感じています。地元・浜松で、今後も長く愛され続ける百貨店をともに築いていきましょう！

※部署名、内容はインタビュー当時のものです。