インタビュー
Q1. 遠鉄百貨店に入社を決めた理由を教えてください。
インターンを通して出会った社員の人柄に惹かれたことが、入社の決め手でした。
就職活動では「人とかかわる仕事」と「地元・浜松で働くこと」を軸に、複数の企業を検討していました。そのなかで、遠鉄百貨店はインターン参加をきっかけに志望度が大きく高まった企業です。
私は長い社会人生活を考えたとき、職種や業種だけでなく「一緒に働く人」の重要性を強く意識していました。インターン参加前は百貨店業界への関心はそれほど高くありませんでしたが、実際の職場体験を通して、社員同士が部署や役職の垣根を越えて協力し合う雰囲気や、若手にも意見を求める開かれた姿勢を強く実感しました。
インターンが終了したあとも「ここにいる人たちと一緒に働きたい」と思えたことが、入社の決め手となりました。
Q2. 入社後の経歴について教えてください。
売場経験を土台に、催事運営や新企画の立ち上げなど業務の幅を広げてきました。
入社1年目は文房具・玩具売場に配属され、接客や売上管理に加えてランドセル販売やこども服催事の応援など、幅広い業務を経験しました。
2年目以降は本館5階イベントスペースや本館8階催会場を担当し、季節催事や物産展の企画・運営に携わりました。各出店者や社内関係部署との調整を行う中で、催事全体の動かし方やスケジュール管理のスキルを磨きました。
そして同時に、従来型の催事に加えて、遠鉄百貨店の初の取り組みとなる「コンテンツ催事」の立ち上げを担当しました。コンテンツ催事とは、アニメやキャラクターなどのコンテンツを切り口としたイベントです。
入社から8年間、売場や催事運営を担当してきましたが、2024年からは営業推進部マーケティング戦略課に異動となり、現在は館のプロモーションなどを担当しています。商品販売やイベント運営を現場で行う立場から、館全体を動かすプロモーションの立案や顧客政策などを担い「どうすれば来店いただけるか」「どうすれば顧客としてファンになっていただけるか」を考え続ける立場へと大きく役割が変わりました。
Q3. 「コンテンツ催事」立ち上げの経緯を教えてください。
若年層の来店を狙い遠鉄百貨店初となる試みを提案、お客様の言葉が励みになりました。
百貨店の催事は物産展など定番企画が多く、新たな顧客層を開拓するには別の切り口が必要だと感じていました。
そこで、若年層を中心に人気を集める「アニメ」や「キャラクター」に注目し、自ら「コンテンツ催事」を提案。これまで遠鉄百貨店では実績のなかった取り組みでしたが、当時まだ若手だった私の意見を受け止め、会社や上長がこの挑戦を後押ししてくれました。
初めての試みに大きなやりがいを感じる一方、経験のない版元との交渉や慣れない設営、グッズの陳列など、ゼロから運営体制を整える難しさにも直面しました。それでも、開催中はファミリー層や若年層の来店が増加し、館内の回遊にもつながりました。
催事の新たな可能性を広げることができたことに加え、お客様から「遠鉄百貨店でこんなイベントをやるなんて新鮮」「また遠鉄百貨店に来たくなったよ」といったお声をいただけたことが、本当にうれしかったですね。
Q4. 現在の業務と、今後の目標について教えてください。
後方部門で全館の施策を担いながら、若手が挑戦しやすい環境づくりにも貢献したいです。
2024年に売場を離れ、営業推進部マーケティング戦略課へ異動しました。現在は館全体のプロモーションや顧客政策、SNS戦略などを担当し、次世代顧客向け施策を先導しています。
各フロアの動きを把握しながら、イベントやキャンペーンを立案・実施し、集客から館内回遊までを意識した施策を組み立てるなど、売場とはまた違ったやりがいを感じています。売場で培った接客経験や現場感覚は、全館施策を設計する上での大きな強みです。
一方で、後方業務はチームで進めることが多く、これまでとは異なるマネジメントや情報共有の効率化が課題だと感じています。今後は、自身が高いレベルで業務を行うことに加えて、後輩育成にも力を入れ、若手が挑戦しやすい環境づくりに貢献していきたいです。
1日のスケ
ジュール
出社
館内巡回
・各ブランドの商品展開やVP展開の確認
・期間限定ショップの内容確認など
メールチェック+電話連絡
メールのチェックを行い、
状況に合わせて先方様と電話などでも連絡を取り合います
ランチ
基本持参したお弁当を新館13階のスカイテラスで食べます。
たまに同じ部署の方と一緒に近くのお店で食事をします!
課内ミーティング
今後のプロモーションの内容や方針を決める。
営業部とミーティング
課内ミーティングの内容など共有し
より良い施策を考える
企画書作成
今後のプロモーション実施計画案を作成します!
VP設営作業+業務振り返り
イ・コ・イスクエア3階VP区画入れ替え+設営作業
また、業務の漏れがないか確認します
退社
キャリア
営業部
ランドセル売場担当
百貨店の基本を学ぶ
新卒で入社をし、文房具・玩具売場に配属され、百貨店業務の基礎である、接客やレジ業務を覚えていきました。その中でも、百貨店として力を入れていたランドセルの商品知識を積極的に学び、ランドセルアドバイザーの資格を習得。お客様に満足いただけるより専門性の高い接客を目指しました。
営業部
イベント運営業務担当
コンテンツ催事の企画提案に挑戦
新たにイベントスペースや催事会場の企画運営業務に携わるようになり、これまで前例がなかった「コンテンツ催事」の企画を提案しました。結果として、新たな顧客層の獲得に繋げることに成功。何かを0から作り上げていく経験が初めてだったので、自信につながりました。
営業部
サブマネージャー
サブマネージャーとして売場をまとめる立場を経験
紳士洋品・紳士こども服・玩具売場のサブマネージャーに就任。同じフロアで働くメンバーの意見や思いを引き出し、よりよい環境づくりに力を入れました。今までの業務とは異なることも多く、学びの多い年になりました。
営業推進部
プロモーション業務・顧客政策業務担当
館全体を動かすプロモーション業務を担当
売場での経験を活かし、季節ごとの館内プロモーションとして、夏休みやクリスマスなどの集客イベントや館内装飾を担当しています。より魅力的な商業施設となれるように日々アンテナ高く情報収集し、お客様の来店促進に取り組んでいます。
メッセージ
入社を検討されている方へメッセージ
遠鉄百貨店は、若手の意見や提案にも耳を傾け、挑戦を後押ししてくれる風土があります。私自身も、入社2~3年目で初めての取り組みとなる催事を任され、大きな成長につながりました。自分の提案で地元・浜松を盛り上げたい、そして新しいことに挑戦したいという思いをお持ちの方のご応募をお待ちしています!







