遠鉄百貨店採用情報

中途

人のやさしさと成長の機会がある環境、未経験からの挑戦で知識とキャリアが広がりました。

2017年入社 | 営業部紳士洋品・紳士子ども服・玩具課セールスマネージャー

2017年に遠鉄百貨店へ中途入社し、総務部で施設や防災、衛生管理など未経験の業務に挑戦してきた鈴木茂樹さん。自ら専門知識を学び資格を取得するとともに、周囲の方に支えられることで着実に経験を重ねていけたといいます。2025年3月からは営業部のセールスマネージャーとして、紳士洋品・紳士こども服・玩具のフロアを担当。POPUPショップの誘致や若手育成に力を注ぎ、総務時代に培った即応力を活かしながら売場の活性化に取り組んでいます

Q1. 遠鉄百貨店に入社を決めた理由を教えてください。

新しい挑戦の場と、人のやさしさに惹かれて遠鉄百貨店への入社を決めました。

前職では、アパレル業界で約11年にわたり販売や営業、店舗運営に携わってきました。そこで培った経験を活かしつつ、新しいフィールドで挑戦したいと考えていたときに出会ったのが遠鉄百貨店でした。

地元浜松に根差した百貨店という安定感に加え、総合職として幅広い領域に関われる環境がある点に強く惹かれたのが入社の決め手です。中途入社で不安もありましたが、部署を越えて声をかけてくれる先輩や同僚が多く、コミュニケーションのしやすさに助けられることが多かったですね。

こうした人間関係の温かさと、幅広い業務に挑戦できる機会の両方があることが、遠鉄百貨店の魅力だと感じています。

Q2. 未経験の業務に対して、どのように向き合ってきましたか

社内外の多くの方に支えられ、資格取得と実務経験を通じて知識と自信を築きました。

入社後は総務部に配属となり、空調や電気などの設備点検や改修工事の立ち会い、消防設備のチェックや防災訓練の準備、給排水や清掃に関する衛生管理、さらには廃棄物処理や警備・通信設備の対応など、幅広い業務を担当しました。

アパレル業界で販売や営業に従事していた私にとって、これらはすべて未経験の領域で、正直、最初は分からないことばかりでした。しかし、新しい領域にチャレンジできる環境にワクワクする気持ちもあり、前向きに取り組むことができたと思います。

さらに、グループ会社である遠州鉄道株式会社の管財担当者や協力会社の方々にサポートをいただき、現場での実務を通じて少しずつ知識を積み重ねました。業務と並行して電気工事士や危険物取扱者の資格も取得し、専門性を高める努力も続けました。

入社から約4年かけて一通りの業務を自分で回せるようになった経験は、今の私にとって大きな財産であり、確かな自信となっています。

Q3. 現在の業務について教えてください。

セールスマネージャーとして、売場の活性化と若手育成の両面に力を注いでいます。

入社から8年、総務に在籍したあと、2025年3月に営業部に異動となりました。現在は紳士洋品・紳士こども服・玩具のフロアを担当するセールスマネージャーとして、売場全体の運営や数値管理を行っています。

自主運営の売場とテナント双方の方針を調整しながら、フロア全体を活性化させるのが大きな役割です。また、POPUPショップの出店交渉にも力を入れています。

地方百貨店ならではの誘致の難しさがある中で、中小ブランドの「顧客づくり志向」を生かした誘致を進め、売場に新鮮さを加えることで来店動機へとつなげています。

さらに、新卒社員の育成も担当。日々の業務を一緒に行いながら、交渉の仕方や売場づくりの考え方をOJTで伝えています。こうした売場の監督業務では、前職のアパレル時代に培った知識や経験はもちろんですが、実は総務時代に培った即応力も大きな強みになっています。

例えば、什器の破損や清掃対応など突発的なトラブルが起きても、すぐに対応できるのが自分の武器ですね。遠鉄百貨店にはジョブローテーションがあり、部署を越えた経験が次の業務に活きる仕組みがあるのも魅力です。

Q4. 今後の目標について教えてください。

若年層顧客の獲得と若手の育成を通じて、遠鉄百貨店の未来を支えていきたいです。

今後は、紳士洋品やこども服・玩具といった既存の枠にとらわれず、これまで扱っていなかった新しいブランドや商材を導入し、売場に新鮮さを生み出していきたいと考えています。

とくに若年層のお客様にとって、魅力ある売場をつくることが私たちの課題です。そのために、POPUPショップでは感度の高い商材を展開し、常に新鮮な発見をご提供できる売場づくりを目指していきたいですね。

また、自分自身の経験を若手スタッフにしっかり伝えていくことも大切だと思っています。交渉の進め方や売場運営の考え方など、これまで培ってきた「型」を共有し、後輩が安心して挑戦できるような環境を整えることも目標の1つです。新しい売場づくりと人材育成の両立を通じて、遠鉄百貨店の未来を支えていきたいと考えています。